先輩社員の声

2017年入社技術課

nittohを選んだ理由

地元長野県で、大きなプロジェクトに携われるチャンスがある会社という点が魅力でした。

千葉の工業大学に進み就職活動は関東で行っていましたが、地元でも就職を希望していたため、大学4年の夏から地元に戻り、県内の企業を模索していました。
nittohは創業から80年近い歴史があり、地域に愛され信頼されている会社だということ。また、「宇宙探査機 はやぶさ2」のレンズの搭載にも携わっていて、そのような大きなプロジェクトに参加できる会社であるということ。さらに私の出身大学も関わっていたという共通項もあり、関心を持ちました。グローバルに事業を展開し、世界に向けて発信できる夢のある仕事ができると思い、入社を決意しました。

仕事内容

製品の不具合が発生した際に、原因を解析する仕事をしています。

主に、製品の不具合発生時の解析を行っています。いったん不具合が出てしまうと現場の生産が止まってしまうので、私の仕事は、現場の困りごとの解決の手助けをする重要なポジションです。
当社が手掛ける製品にはレンズが何十枚も入っており、それら全てが最高の品質となる必要があります。そうでないときちんとした性能が出ないことがあるため、沢山あるレンズの中でどの部分に問題があるかを調べ、適正なレンズと入れ替えることで問題解決に導きます。
さらに、自社海外工場への生産移管や組み立て指導のほか、どうすれば現場がもっと効率良く回るかといった効率改善にも取り組んでいます。

仕事のやりがい

不具合の原因を地道に探って、解決できた時にやりがいを感じます。

入社して5年目になり、当初は分からなかった製品の仕組みや構造について理解が深まってきました。製品に不具合が発生すると、一つひとつレンズを取り出して測定装置にかけ、データを揃えて比較し、上司や先輩方に助言をいただきながら、何が原因でどうしたら解決できるのか自分で考えてきました。不具合の原因を見つけることは容易ではありませんが、可能性のあるものを地道に探っていった結果、問題を解決でき、少しでも現場に役立てたと感じた時、とてもやりがいを感じます。
粘り強さと根気強さが求められる仕事で、一人前になるにはまだまだ時間がかかりそうです。だからこそ、日々の小さな出来事一つひとつにやりがいを感じています。

これからの目標

難しい仕事だけに、自分の力で問題を解決できた時はうれしく感じます。

入社時に、今の仕事をマスターするのには10年かかる、と先輩に言われました。それくらい難しく、深い知識や多様な経験の蓄積が必要とされる仕事だけに、自分の力で問題を解決できた時は心からうれしく感じます。自分自身、やっと解析の手順や流れが分かってきたところで、今後はコツコツと経験を積んで一歩一歩ですが成長していき、現場に頼られ、会社にも貢献できる人材になりたいと思っています。
後輩の皆さんにも、会社選びの際は、大学などで自分の勉強してきた分野でなくても、思い切ってチャレンジしてほしいと伝えたいです。

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